




朝はポタポタという雨垂れの音に起こされました。雨ですね。
「ありゃー、こいつはこまったねー」と思いつつ朝ご飯食べたりテントを片付けたり。
8時くらいまで様子を見ていると、空が明るくなって雨が止んできました。
こりゃ行けるなってことでスタートです。
さて、ここで急ですが世界遺産の話です。(この話、長いです…)
結構前々から思っていたのですが、世界遺産って何なんですかね?いや、「世界的に見て後世に残す必要がある文化又は自然の遺産」っていうのは解ってるんですが。
でも結局世界遺産に登録された場所っていうのは行き着く先は「有名な観光地」なわけです。
観光地になったらそりゃあ人が来るわけですが、ここで思うのが「世界遺産になった場所は元々どうだった?」ってことです。
例えば熊野古道なんかは元々神道の信者さんの参道だったわけです。
でも世界遺産になって観光地化したら信者でもない大勢の人がバスでパーッとやって来て「まあ、きれいな建物ね」っつって「ほら奥さん写真撮りましょ」とか騒ぐだけ騒いだらさっさと他に行ってしまうようになる訳です。
これって本気で信仰のために訪ねている人にとって邪魔だし凄く失礼なんじゃないの?と思ったんですね。
屋久島や知床だって元々は自然が本当に好きな人だけが訪ねていたから良かったのに、世界遺産に登録されて人がたくさん入るようになったら屋久杉が踏圧で枯れるだとか山の環境が悪化してどうのってなったわけじゃないですか。
もはや観光地のブランドみたいな物に成り下がってる。「世界遺産だから行くか」って言って、文化や背景を無視する人が多くはないか。
もちろん観光資源として重要なのは解っているつもりですけど、世界遺産は「後世に残したいから」登録するんであって「観光地にしたいから」登録するんじゃないでしょ、と。
だったらいっそ人の出入りを制限した方がよっぽど遺産を後世に残せますよ。本気で残したいと思っているなら、ですけど。
見に行く側も、「関係ない人は世界遺産に行くな」とは言わないけれど、マナーは要ると思うし…。
…で、なんでこんな事を書いたかと言えば、こういう事を思っていながらそれでも「世界遺産」のブランドにひかれてしまう自分の意志の弱さにに自己嫌悪しているのです(-.-;)
迷った挙げ句に熊野速玉大社行っちゃった(1枚目写真)。
まあ「世界遺産だから」というより「国道から近いから」なんですけど、それでも。
あーぁー…。
気を取り直して潮岬を目指します。
途中スーパーで地場産みかんを一袋100円で買ったりしました。
実はみかんは大好物なのです。果物で一番好き。
う〜ん、さすが和歌山のみかん、甘〜い(*^-^)b
食べるときに手が汚れないとこも得点高いです。
「みーかんーを食ーえーばー、世〜界はひ、と、つ〜♪」と上機嫌に走っていたら晴れてきました(笑)
海の色がもはや南国(2枚目写真)。
周りの木も常緑の照葉樹林です。
最南端まであとわずかの所には「橋杭岩」という不思議な場所もありました(3枚目写真)。
岩が整列してる(^-^)
最南端に向かう道はかなりの坂道でしたが、中腹からハイビスカス越しに串本の町が見下ろせます(4枚目写真)。
ハイビスカスとか南国だなぁ。
かれこれ、本州最南端に到着です!(5枚目写真)
今日はすぐ脇のキャンプ場に寝床を定めました。
夕焼け空を眺めていたら、ふと、自分の旅の終わりが近いことを実感として感じました。
日本一周できて嬉しいはずなのに、なんだか寂しい気持ちがします。
宿泊地:潮岬望楼の芝キャンプ場
走行距離:72.3km
積算距離:9232km
明日は雨なので動けないかな…?